ペンスキーのチームオーナーであるロジャ・ペンスキーは、今年のル・マン24時間レースでLMP1カーを走らせることについてアウディに打診したが、拒否されたと明かした。アウディは2016年末に18年間活動してきたWECから撤退。フォルクスワーゲン・グループの排ガス不正問題もあり、電気自動車のフォーミュラEに専念することを決定した。
ペンスキーは、ル・マン24時間レースでアウディのLMP1カーを走らせることについて打診したが、否定的な反応を受けたと述べた。「何台かでプライベート参戦できないか話をしたが、アウディの現在の状況、彼らが経験したいろいろなこともあってか、彼らは十分な活動をしており、ル・マンで示す必要はないと言っていた」「私はル・マンで走りたいが、走るなら、上位を走りたい」当時、アウディのモータースポーツ責任者だったDr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「WECで“歴史的なアウディ”を目にすることはないだろう」と語り、2017年版のアウディは1:8モデル以上のものは造っていないと話していた。また、ペンスキーは、今後数カ月でIMSAへの復帰について決断すると述べた。ペンスキーは、IMSAシリーズのDP1クラスにメーカーに支援を受けて参戦し、ドライバーにはファン・パブロ・モントーヤとエリオ・カストロベネスを起用することを検討している。「我々はそれを望んでおり、今は全てのピースをまとめようとしているところだ」とロジャー・ペンスキーはコメント。「夏には何らかの決定ができることを期待している。それをする場合は来年への準備になるだろう。正直、もう一年待たくはない」「もう1年間待ったし、いくつかのオプションがある。それぞれ良いオプションだ。だが、どのオプションがベストかを見なければならない」「スポーツカープログラムをやるのであれば、モントーヤが我々のドライバーのリストのトップとなるだろう。それは彼に話してある」
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