アストンマーティンF1チームのテクニカルディレクターであるダン・ファローズは、2023年F1マシン『AMR23』の発表会で本物のF1マシンを披露できたことは、チームにとって「大きな出来事」だったと語る。2023年シーズンは、F1ファンにとっては残念なスタートとなった。各チームがF1マシンの公開を控えたため、今週初めまで本物のマシンが公開されることはなかった。
アストンマーティンF1チームは2月13日(月)にシルバーストーンの新ファクトリーでゲストやファン、メディアを前にAMR23を公開し、2023年の実車をいち早く披露した。レッドブルのような一部のチームがきとんとした新車を公開しなかったことに批判を浴びる中、アストンマーティンF1チームの動きは新ドライバーのフェルナンド・アロンソによって歓迎されている。「実車を公開したことは、ファンにとって喜ばしいことだと思う」とフェルナンド・アロンソは語った。「様々なステッカーの貼られたショーカーを見るとがっかりすることがある。このチームはすべてにおいてより公平なんだ」。ダン・ファローズは、この発表が競争への集中をそぐものであってはならないという思いがある一方で、ファンを欺くものであってはならないという思いもあるという。「我々は明らかに、非常に積極的な開発プログラムを持っている」とダン・ファローズは語った。「コスト上限という制約があるが、可能な限り迅速かつ継続的にマシンにパーツを搭載し続けたいと考えている」「だが、我々はローンチするマシンがシェイクダウンするマシンになることに非常に熱心だったと思う。バーレーンでは、おそらくほんのわずかな調整が行われるだろう」「それが我々にとって重要なことだ。ファンに実車を見てもらいたいという気持ちを彼らに見せることが大事だと思う」「個人的な観点で言えば、昨年のマシンを見て、これは明らかに違う...ステッカーも違う! と言うのは、個人的にはとても難しいことだと思う」「我々にとっては大きな出来事だった。ここ数年で非常に強力なファンベースを構築できたことは非常に幸運なことだ。メディアや我々のファミリーだけでなく、彼らに何かを与えることは、我々とってとても重要なことだった」
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