アストンマーティンは、F1で“トップチームの1つ”になるという明確な目標を持っているとレーシング・ポイントF1チームの代表を務めるオトマー・サフナウアーは語る。レーシング・ポイントF1チームは、オーナーである億万長者のローレンス・ストロールがアストンマーティンの株式を買収したことで、2021年からアストンマーティンF1チームとしてワークスチームとして活動することになる。
オトマー・サフナウアーは、アストンマーティンへのブランド変更は、チームフラッフに“本物のエネルギー”を注入しているとし、2018年夏にレーシング・ポイントF1チームを管理から救済したローレンス・ストロールからチームスタッフに今後のビジョンについて説明があったことを明らかにした。来週の新車発表イベントに先立ち、オトマー・サフナウアーは「アストンマーティンにとっても、F1にとっても重要なニュースだ」とコメント。「世界で最も象徴的なスポーツカーブランドの1つとして、アストンマーティンはF1グリッドに存在する必要があった。このソリューションは2021年から歴としたワークスとしてアストンマーティンF1チームをもたらす」「世界中のファンを魅了するニュースであり、英国の最高級の高級スポーツカーメーカーとして広く認知されているブランドにスポットライトを当てるものになるだろう」「シルバーストンの465人の忠実で勤勉なスタッフに本物のエネルギーを注入しているのは確かだ。チームは様々な名前で30年間ビジネスを展開しており、マニュファクチャラーチームになる準備は整っている」「先週、ローレンス(ストロール)はスタッフと話をし、アストンマーティンをスポーツのトップチームの1つとして確立する明確な目標を掲げた。誰もがモータースポーツの頂点に戻った伝説的な自動車メーカーを代表することを誇りに思っている」しかし、オトマー・サフナウアーは、コラボレーションの結果として、レーシング・ポイントF1チームの2020年シーズンに“即時の影響”を与えることはない説明する。「現在の活動に直接的な影響はない。2021年シーズンの初めにブランド変更が行われるまで、レーシング・ポイントとして競争し続ける」とオトマー・サフナウアーはコメント。「それ以降、我々はシンプルに“アストンマーティンF1チーム”として知られるようになる。そのため、レーシング・ポイントの名前は消える」「マニュファクチャラーチームに移行するのはエキサイティングなことであり、これらすべての変更を行うのに1年で最高の部分がある。その多くは舞台裏で行われる」「2020年の主メインのタスクから目を離さないことが重要だ。RP20でレーストラックで競争力を発揮することだ」