アルファロメオF1のアントニオ・ジョビナッツィは、2021年にF1初表彰台を獲得したらチーム代表と坊主にする賭けをしていることを明かした。“賭け”のトランドを先駆けたのはダニエル・リカルドだ。彼は、ルノーで表彰台を獲得した場合、当時のチーム代表であるシリル・アビテブールにリカルドが選んだタトゥーを入れるという賭けをした。
ダニエル・リカルドは、2020年のF1アイフェルGPでルノーにワークスチーム復帰以来となる表彰台をもたらし、F1エミリア・ロマーニャGPでもシーズン2度目の表彰台を獲得。だが、シーズン終了後のルノーからアルピーヌへとチーム名が変更になる中でシリル・アビテブールはチームを去り、ダニエル・リカルドもマクラーレンへと移籍したことで結果はうやむやなままで終わった。2021年にF1初表彰台を目指しているアントニオ・ジョビナッツィは、チーム代表のフレデリック・バスールに彼の長い髪を賭けた。「フレデリック・バスールと賭けをしている。最初の表彰台を獲得したら、彼は僕の髪を剃ることができる」とアントニオ・ジョビナッツィは Gazzetta dello Sport に語った。「時々、フレデリックは僕の髪を剃るぞと冗談を言っているので、彼の顔を見れば、最終的に彼が僕の髪を切って剃ることをすでに考えていることがわかる。年末に髪の毛が短くなれば、2021年に表彰台に上がったことを意味するので、僕自身も今シーズンに満足するだろう」「僕は長い髪にとても愛着があるので、それは僕がどれだけ表彰台に上がりたいかと思っているかを分かってもらえると思う」アルファロメオF1は、2月22日(月)に2021年F1マシン『C41』を発表。昨シーズンは苦戦を強いられていたアルファロメオF1でが、フロント周りを見回したC41で好転を狙う。そして、アントニオ・ジョヴィナッツィの目標は、今シーズン、アルピーヌやアルファタウリなどを倒すことだ。「2020年は、2019年よりもポイント数は少なかったけど、それにはいくつかの理由がある。最終的に、僕が2020年に成長したのは確かだ。キミ・ライコネンに対する私のパフォーマンスでもそれを見ることができる」とアントニオ・ジョビナッツィは説明する。「彼はワールドチャンピオンであり、僕のチームメイトなので、彼と比較してうまくやらなければならないけど、2020年はそれに成功した」「来シーズンはさらに成長してポイントを増やしたいと思っているけど、もちろんすべてはドライブするマシンに依存する。昨シーズンと比べてマシンでできることは限られているけど、僕たちは前進していると思う。アルファタウリやアルピーヌに近づけることを期待している」
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