オースティンのトラックを訪問したFIA議員会長のニック・クロウは、F1アメリカGPの会場を支持した。テキサス州に建設予定のオースティン・サーキットは、2012年からF1カレンダーに加わる予定となっている。「素晴らしくなるだろう。最も面白く、エキサイティングで、世界で成功した他の会場の異なる特性を持っている」とニック・クロウはコメント。
「彼らが集めたチームは非常に強力だ。非常に良い計画と堅実なビジネスモデルがあると思う。彼らはハードルをかなり高く設定している」またニック・クロウは、新しいトラックに対する90日査察を厳格化しようという動きに対してロビー活動を行うことをほのめかした。最近、韓国インターナショナルサーキットがレースの2週間前にFIAの最終承認を得たにもかかわらず、F1韓国GPが開催された。F1アメリカGPのプロモーターであるタボ・ヘルムンドは、レース前の90日までに最終的な査察を受ける準備を整えるのは厳しいだろうと認め、それを強化することは不公平だと感じていると述べた。「イベントの90日前にトラックを完成させる贅沢さが欲しいが、最近スケジュールに加えられた5つのグランプリトラックとレースの建設スケジュールは、潜在的にそのような見込みを我々に与えなかった」「それらのイベントの全てが成功したし、90日査察を行使することは意味をなさない。それは世界で1つのトラック、我々のトラックにしか影響を及ぼさない」
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