スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストが、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝を振り返った。F1エミリア・ロマーニャGPが開催されるイモラ・サーキットは、スクーデリア・アルファタウリのファクトリーのあるファエンツァから15kmほどの距離にあり、レースには多くの従業員が応援に駆け付けた。
グランドスタンドからスクーデリア・アルファタウリの同僚が見守るなか、角田裕毅がエキサイティングなレースを展開し、12番グリッドから7位入賞を果たした。「今日はとてもエキサイティングなレースだった。オラクルレッドブルレーシングの見事な1-2フィニッシュを祝福したいと思う。マックスとチェコはレース全体のペースをコントロールし、本当に素晴らしい仕事をした」とフランツ・トストはコメント。「我々のレースも成功した。裕毅は12位からスタートし、1周目で10位にまで浮上。彼は非常に力強いレースを戦い、多くのマシンをオーバーテイクして、7位でフィニッシュした。裕毅は金曜日から競争力を持っていたので、今後のレースに向けて良いベースを持てたと思う」「一方、ピエールは今週末少し苦戦した。レースでは前の車を追い抜くことができず、12位でレースを終えた。我々はすべてを分析し、マイアミでパフォーマンスを向上させるために何ができるかを見つけなければならない」「今週末用意した新しいアップグレードは上手くいったと思う。そして、さらに両ドライバーが着実にポイントを獲得できるようマシンを微調整する必要がある」7位入賞を果たした角田裕毅は「今日はホームコースでポイントを獲得でき、とても嬉しいです」とコメント。「今日はグランドスタンドでファクトリーの人たちがたくさん見守ってくれました。毎周アルファタウリの旗が振られているのを見ることができ、それが私を大きく後押ししてくれました。 チームのために懸命に働いてくれる仲間に、感謝の意を伝えられたように感じました」「今日のマシンのペースは本当に良かったし、レースに向けてここまで力強いものになるとは思っていませんでした。1週間を通して進歩を遂げ、今日の午後見せたパフォーマンスに満足しています」12位でレースを終えたピエール・ガスリーは「今日は苛立たしいレースだった」とコメント。「DRSトレインから抜け出せず、トップスピードが出ていても十分な力を発揮することができなかった。今週末まで予選で本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮していたけど、残念ながら上手くいかず、金曜日から後手に回ってしまった」「次のレースに向けて、どうすればより強い予選パフォーマンスを取り戻せるか考えなければならない。次戦のマイアミが待ちきれない。素晴らしいコースでのレースを楽しみにしている」
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