アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1アブダビGPの金曜フリー走行を振り返った。アルファタウリ・ホンダF1の両ドライバーは、両方のセッションでトップ10入り。角田裕毅が7番手、ピエール・ガスリーが10番手で初日のセッションを終えた。
「サーキットには2020年からいくつか変更が加えられており、FP1では主に、低速コーナーや左回りという構造がどのように影響するのかを把握することに時間を使った」とジョナサン・エドルズ。「特に低い路面温度の中で行われたFP2では、グレイニングがソフトタイヤの選択において重要な問題になることを懸念していた。しかし、タイヤが予想以上に持ち堪えたので、これが予選と決勝にどのような影響を及ぼすのか把握したいと思う」「2回のセッションを通して両マシン共に通常とは違うセットアップをいくつか試し、ロングランに集中した。つまり、ショートランに関しては通常の金曜日のようなものではなかったが、全てのデータを解析し、最適なマシンのセットアップを施して明日また改善できればと思っている」
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