アルファタウリ・ホンダのチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、F1オランダGPの予選を振り返った。アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが予選自己ベストタイとなる4番グリッドを獲得。チームメイトの角田裕毅は、2度目の赤旗の時点でセッションは再開されなかったことで、最後のアタックができず15番手となった。
「金曜日のセッション後は満足できておらず、まだまだパッケージを改善できる余地があると思った。この理由から夜通しでマシンのセットアップの変更をすると決め、タイヤと全体的なパフォーマンス、特に苦戦していたコーナーでのパフォーマンスへの作業をした」とクラウディオ・バレストリはコメント。「朝のセッションの後にはもう少し変更を加え、それが功を奏した。P4を獲得し、ピエールにとって今シーズン最高の予選となった。ユウキは頑張ってくれたが、Q2では運が悪いことに赤旗の影響でニュータイヤを使用できず、最後のプッシュラップをまとめることができなかった」「明日のレースを楽しみにしている。オーバーテイクは難しいので、スタートポジションが非常に重要になってくるだろう」