アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、3日間にわたって開催されたF1プレシーズンテストを振り返った。開幕戦の舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたF1プレシーズンテストで、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは全チームで最多(アルファロメオとタイ)となる422周/2.284kmを走破。
また、最終日にはルーキーの角田裕毅がトップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)から0.093秒差の2番手タイムを記録するパフォーマンスをF1界に示した。「ここバーレーンで本当に良い3日間のテストができたし、合計で2.284kmを走り込むことができた。かなり多くの周回数を走り込めたことでマシンについて多くのことを学ぶことができた」とフランツ・トストはコメント。「両方のドライバーが全3日間にわたって素晴らしい仕事をしてくれた。ピエールは全てのセッションで本当に一貫しており、裕毅は午後に非常にいいパフォーマンスを発揮した」「AT02は競争力があるように思うが、ここのタイムがどれくらい代表的なものであるかは、ここバーレーンで開催される最初の予選セッションまでわからない」「優れた仕事をしてこの位置まで我々を導いてくれたチームの全員に感謝したい。これからのシーズンを楽しみにしている。また、暖かく歓迎し、素晴らしいテストを運営してくれたバーレーン・インターナショナル・サーキットにオーガナイザーにも感謝したい」