アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、2021年にドライバーを務めることになった角田裕毅は“間違いなくチームにとって大きな力になる”と語った。アルファタウリ・ホンダF1は12月16日(水)に2021年のドライバーとして角田裕毅を起用することを発表。7年ぶりにF1グリッドに日本人F1ドライバーが戻ってくることとなった。
「レッドブルはここ数年、角田選手のパフォーマンスを注視してきた」とフランツ・トストはコメント。「今年のF2でのパフォーマンスからも、レースでのアグレッシブな姿勢と技術的な部分に対する理解の深さを見て取ることができたし、彼が間違いなくチームにとって大きな力になることを確信している」「11月にイモラ・サーキットで2018年型のマシンをドライブした際には、コンスタントにペースを刻みながらもセッションを重ねるごとに進歩を見せ、我々のエンジニアに対してもマシンについていいフィードバックを返していた。当然、ホンダF1のエンジニアとのパワーユニットに関するコミュニケーションを取る際にも全く問題はあないし、そのことはチームにとっても大きなアドバンテージになる。今週のアブダビでのテストでも、彼の習熟の早さを見て取ることができた。彼がF1ドライバーになる準備はできている」