アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1オーストリアGPの予選を振り返った。初日のプラクティスでは苦戦を強いられたアルファタウリ・ホンダF1勢だったが、土曜日にむけてマシンのセットアップを変更。それが奏功し、予選では2台揃ってQ2進出を果たし、ピエール・ガスリーが12番手、ダニール・クビアトが13番手で予選を終えた。
「金曜日はいくつかの点で本来よりも難しかったが、スタッフがいくらかのレッスンを生かし、今日にむけてポジティブに対応し、結果としてマシンからより多くを引き出すことができた」とジョディ・エギントンはコメント。「ガレージの両サイドで夜通し行われたセットアップ変更が功奏し、2台ともFP3中にバランスの改善が見られ、今朝のセッションでは二人のドライバーがそれらの変更をうまく生かしてより代表的なタイムを出していた」「予選は接戦になるだろうと感じていた。2台とも大きな問題なくQ1を突破し、Q2の最初の走行も問題なかった。しかし、Q2はミッドフィールドが非常にタイトになる中、最後の走行で次のステップに踏み出せなかった。今回はQ3に進めず、予選を12番手と13番手で終えることになったのはがっかりしているが、パッケージで改善する必要のある主要なエリアが浮き彫りになった」「これから我々の焦点はレースに向けた準備に切り替わる。この予選ポジションにいくつか役立ちそうな戦略のオプションがあるので、あらゆるチャンスのアドバンテージを生かせるようにするつもりだ。明日はレースというビジネスに戻るが、エキサイティングなレースになるだろうし、とても楽しみにしている」関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション
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