アンドレッティ・オートスポーツの代表マイケル・アンドレッティは、フェルナンド・アロンソがインディカーに転向すれば、1993年にナイジェル・マンセルが参戦した際と同じくらいのインパクトを与えるだろうと語る。フェルナンド・アロンソは、9月5日(水)にアラバマのバーバー・モータースポーツパークでアンドレッティ・オートスポーツのテストに参加し、今季型のマシンでの初走行を行うが、本人はテストが将来を決定づけるわけではないと語っている。
現在、マクラーレンは2019年のフル参戦にむけてインディカーと取り組んでいるが、フル参戦なのか、インディ5500だけなのかはまだ明らかになっていない。ナイジェル・マンセルは、1992年にウィリアムズでF1タイトルを獲得した後、インディカーに転向している。また、インディカーはフェルナンド・アロンソとマクラーレンの参戦がナイジェル・マンセルのような影響を見越して、国際的なテレビ放映権の契約を延長しているともされている。アンドレッティ・オートスポーツは、2017年にマクラーレンとタッグを組んでフェルナンド・アロンソのインディ500参戦を実現させており、2019年もパートナーシップを組むと考えられている。マイケル・アンドレッティは「そうなれば素晴らしいだろうし、彼がそれを望んでくれることを願っている」と Autosport にコメント。「彼はまだ決断を下していないと思う。彼がクルマでの時間を楽しみ、やりたいと思ってくれることを願っている」「彼はインディアナポリスで非常に競争力があった。インディアナポリスは難しいレーストラックだが、彼はとてもうまくやっていた」「もちろん、ロードコースでも彼は強いと思うし、彼がすぐに競争力を発揮できない理由は見当たらない」「インディカー・レーシングは巨大なものになるだろう。1990年代序盤にマンセルが来たときと非常に良く似たことが起こるだろう。それはインディカー・レーシングに名声をもたらし、成長を助けた」「フェルナンドがここに来ることを決断し、同じようなことが起こることを願っている」また、マイケル・アンドレッティは、アンドレッティ・オートスポーツとマクラーレンの提携の可能性があることを示唆した。「また彼らと仕事をしたいと思っている。彼は去年のインディアナポリスで一緒に仕事をすることを本当に楽しんでいた」とマイケル・アンドレッティはコメント。「我々はそうしなければならないなら、いつでも5台体制のチームを準備している。それは問題にはならないだろう。だが、どうなるか見てみるつもりだ」「まだ実現しなければならないことはたくさんある。だが、最終的にうまくいくことを願っている」マクラーレンは、独自のインディカープロジェクトを進める場合はシボレーのエンジンを搭載するとされている。また、マクラーレン・ホンダ時代にフェルナンド・アロンソはホンダへの批判を続け、ホンダは供給を拒否するとの推測もあった。しかし、ホンダは以前にフェルナンド・アロンソと再び仕事をしたいと述べている。マイケル・アンドレッティは「ホンダはアロンソと何の問題もない。そこに問題はない」と述べた。
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