フェルナンド・アロンソ 3度目のF1王座を目指すも「僕にはあまり時間がない」

しかし、ニューウェイがシルバーストーンを拠点とするチームに到着するのは来年3月であるため、アロンソは2025年アストンマーティンへの英国人の影響は限定的であると認めている。「イエスと言いたいところだが、正直なところ、そうは思わない」とアロンソは語った。「2025年のキャンペーンにあまり多くの費用をかける価値はないと思う。チャンピオンシップを争うのでない限りはね。だから、彼が影響力を発揮する最初のマシンは2026年のプロジェクトになるはずだ」また、チームの商業およびマーケティングディレクターであるジェファーソン・スラックによると、アストンマーティンがチャンピオンシップに挑戦するには2026年は早すぎるだろう。「ニューウェイは2026年に勝利を争うために大きな助けとなるだろう。そして、2027年には世界選手権を争うことになるだろう」と彼は Diario Sportに語った。現在43歳のフェルナンド・アロンソは、2027年の中頃には46歳になる。「一歩ずつ、着実に進んでいけば、レースで最初の勝利を収めるために必要なものはすべて揃っているし、将来的にはチャンピオンシップを争えるようになるだろう」とアロンソは語った。「しかし、それには時間がかかることは承知しているし、僕にはそれほど時間がないことも理解している」アロンソとアストンマーティンとの現在の契約は長期にわたるが、実際にコックピットに座るのは2026年末までとなっている。「2026年以降は、F1か他のシリーズでレースをするつもりだ」とアロンソは認めた。「F1でレースをしていなくても、何らかの形でアストンマーティンのチームにいるだろう。だから、明るい未来を楽しみにしている。そうなればいいね」