フェルナンド・アロンソは、2024年F1第1戦バーレーンGP初日のフリー走行で2回目セッションを3番手で終えたアストンマーティンのパフォーマンスに「満足」し、そして少し驚いたという。ルイス・ハミルトンがこの日最速タイムを記録した一方で、アロンソはコンマ2秒差で3番手。2番手のジョージ・ラッセルからは0.08秒差だった。フリー走行1回目でもアロンソも5番手で終えている。
FP2終了後、夕方の代表的なコンディションでの感触を尋ねられたアロンソは「オッケーな感じかな。他のマシンが何をしているかは分からないし、僕たちは自分たちのプログラムを完了させるだけだ」と語った。「テストでタイヤのことをよく知っていたので、FP1を少し犠牲にしてミディアムを使い、パフォーマンスにさらに集中した。現在FP2では2本のソフトを使ってマシンから少し学び、セットアップの変更をいくつか行ったので結果には満足している」「だから、明日の予選ですべてをまとめてみよう。それは誰にとっても同じだ」2023年シーズンは好調なスタートを切ったアストンマーティンだが、シーズン中に調子を落とし、コンストラクターズ選手権ではメルセデス、フェラーリ、マクラーレンに遅れをとった。アロンソは今週末のバトルの行方を占う上で、現時点では「読むのが難しい」と語った。「僕たちが少しだけタイムを上げていることに少し驚いているのは間違いないけど、燃料積載量が他の人たちと違っていれば状況は劇的に変わる可能性がある」とアロンソはコメントした。「僕は冷静だよ。今日行ったセットアップの変更には満足している。でも、まだまだパフォーマンスを向上させる必要があると思う」「12カ月前だったら、ここバーレーンではもっと強いポジションにいたと思う。そうだね。シーズン最初の予選にはポジティブに臨むつもりだし、とても長いシーズンを考えているから、確実に正しいスタートを切る必要がある。バーレーンだけでなく、次のイベントに向けても前を向く必要がある」フェルナンド・アロンソ「今日自分たちのプログラムに集中したし、自分たちが行った仕事に満足している。FP1ではミディアムタイヤを使用し、FP2ではソフトタイヤにさらに注意を集中した。ポジティブなセットアップ変更を加えながらクルマについてさらに学び、満足している。さまざまな要因や変数があるため、この段階ではタイムシートをあまり読み込まないことが重要だけど、ポジティブな気分だし、シーズン最初の予選を楽しみにしている」