アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、今後数年はF1を続けたいと考えており、40歳という年齢を話題にすることは若手を乗せるための“こじつけ”にすぎないと考えている。アルピーヌF1チームのアカデミー・ドライバーには、F2チャンピオンのオスカー・ピアストリという有望な才能がいるが、現時点でF1シートはエステバン・オコンとフェルナンド・アロンソが占めており、今年ピアストリはリザーブドライバーを務めてレースから離れている。
今年でアルピーヌF1チームとの現行契約が期限を迎える40歳のフェルナンド・アロンソは、メルボルンで来年以降もF1でレースを続けたいと述べた。「あと2~3年はF1で走りたい」とフェルナンド・アロンソは言った。「アルピーヌと一緒ならいいだろう。でも、他のチームとでも問題はない「おそらく夏にこれらの議論を始めるので、どうなるか見てみよう」チームメイトのエステバン・オコンは2024年まで契約を結んでいるため、フェルナンド・アロンソのレースを継続するという表明は、21歳のオスカー・ピアストリにとっては素晴らしいことではない。「それはアルピーヌの手に委ねられている」とオスカー・ピカストリは語った。オスカー・ピアストリのマネージャーを務めるマーク・ウェバーは、アルピーヌF1チームは「彼(ピアストリ)が出ていくのを見たくない」と主張する。「今、彼をF1に連れていくかどうかは彼ら次第だ」フェルナンド・アロンソとオスカー・ピアストリのジレンマについて質問されたアルピーヌF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、2回のF1ワールドチャンピオンがレースを続けたいと思っているのは「素晴らしい」と語った。状況を解決することにプレッシャーを感じているかと質問されたオトマー・サフナウサーは「ノー。4月の時点でここに座っている限りはない」とコメント。「7月にはプレッシャーとシリーシーズンがやって来ると思う」「フェルナンドが続けたいと思っているのは素晴らしいことだ。そして、我々のシナリオにはオスカーもいる。オスカーは素晴らしい青年だ。彼は十分な準備ができており、非常にハングリーだ。最も有能な若者の一人だ」フェルナンド・アロンソは、オスカー・ピアストリについて「彼がすぐにシートを見つけることを願っている」と語った。また、フェルナンド・アロンソは、40歳という年齢は新しい才能のためにスペースを空けるのに最適な時期かもしれないという主張を却下した。「僕が25歳だったら、この話はないだろうと思う」とフェルナンド・アロンソは語った。「人々は若い才能のための道を見つけようとするけど、重要なのはパフォーマンスだと思っている」