フェルナンド・アロンソにとってF1オーストラリアGPは苛立たしいレースとなったが、アルピーヌF1チームはメルボルンで「メルセデスよりも少し速かった」と考えており、自分が表彰台に上がる可能性があったと語る。予選Q3でのハイドロリックの問題でクラッシュを喫して10番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソだが、レースでは強力なペースを見せてトップ3の一角を狙っていた。
フェルナンド・アロンソとアルピーヌF1チームは、ハードタイヤでスタートすることを選択。第1スティントを延ばす作戦に出たが、タイミングの悪いセーフティカーによってミディアムでスタートした周りのドライバーは、レースの最後まで走るためのハードタイヤに交換することができた。ピットインでポイント圏外に落ちたフェルナンド・アロンソは、ミディアムタイヤで安定感を欠き、最終的に17位でフィニッシュ。週末に予想して鋳物とはかけ離れた結果でアルバート・パークを後にした。メルセデスF1のドライバーであるジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンが3位と4位を獲得したことで、フェルナンド・アロンソは、自分が表彰台に上がる可能性があったと信じている。「僕たちは6位または7位を目指していた。リバースストラテジーでハードタイヤからスタートした。10番グリッドからのスタートではそれが良かった」とフェルナンド・アロンソはSky Sport F1に語った。「悪いタイミングでのセーフティカーが僕たちのキラーだった。正直に言って、今日は表彰台に立っていたかもしれないと思うし、少し言葉を失っている「昨日の予選を3番から4番手で通過していたら…マックス(フェルスタッペン)がリタイアして、ジョージが表彰台に上がった。今週末、僕たちはメルセデスよりも少し速かったと思う」「僕たちはここでそのチャンスを失った。ジェッダでも非常に良いレースをしていた」「これが現在の状況だし、少し不運だ。あと20レース、そのうちのいくつかでは超幸運に恵まれると思うよ」とフェルナンド・アロンソは笑顔で付け加えた。2週間後にイモラで開催されるエミリア・ロマーニャGPからヨーロッパシーズンがスタートする。すべてのチームが、今後の3レースで大幅なアップグレードを投入すると考えられている。アルピーヌF1チームはシーズン序盤に競争力を発揮しているが、トップ5を争い続けられるかと質問されたフェルナンド・アロンソは注意を促した。「見てみよう」とフェルナンド・アロンソは語った。「イモラは、最後の2つのイベントに比べて遅いので、僕たちにとって本当のテストになると思る」「このパフォーマンスを維持できるかどうかを見ていくけど、イモラでも確認する必要がある。すべての人にいくつかのアップグレードを入れてくると思うので、僕たちがどれだけ速いか見てみるつもりだ」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿