40歳になったフェルナンド・アロンソは、ドライバーとして成熟しており、F1ワールドチャンピオンを獲得した23歳頃の自分を“片手で倒せる”と語る。今年2年ぶりにアルピーヌからF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソは、序盤はF1マシンに適応することに苦労しているようだった。しかし、徐々にスピードを上げると、F1ハンガリーGPではルイス・ハミルトンとのバトルで素晴らしいディフェンスを見せ、チームメイトのエステバン・オコンのF1初優勝をアシストした。
23歳のとき、フェルナンド・アロンソは、2回目のF1ワールドチャンピオンを争っていた。「今、23歳の自分と対戦すれば、片手で彼を倒せる」とフェルナンド・アロンソは The Race に語った。「それは僕だけではないと思う。誰もが同じ答えように与えると思うよ」「若い方が速いというわけではない。モータースポーツではそれがストップウォッチを機能させるわけではない」「23歳でパフォーマンスのピークに達するツールドフランス、オリンピック、サッカーとは違う」「僕が感じていることは、外の人々には逆に聞こえるかもしれない。ソーシャルメディアを見ていると、僕たちはスポーツマンができる年齢やパフォーマンスについて混乱しているように思う。」フェルナンド・アロンソは、F1復帰後の目標として、フィールド全体により平等なチャンスを与えることを目的とした新しいレギュレーションが導入される2022年に、レースの勝利、さらに3回目のF1ワールドチャンピオンを争うことを挙げていた。「確かに、自分はより良いドライバーだと感じている。そして、まだ白髪や背中の問題はない」とフェルナンド・アロンソは語った。「現時点では、40歳であることにメリットしか感じていないし、デメリットは感じてない。短期間で変わる可能性はあるけどね! 今話していて、僕が40歳だと感じていないし、健康で、鋭く、準備ができていると感じている」