フェルナンド・アロンソは、目前に迫ったバルセロナでのF1プレシーズンテストで早くもマクラーレンの2019年F1マシン『MCL34』でF1のコックピットに戻ることになるかもしれない。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、昨シーズンでF1からの引退を宣言しているが、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、マクラーレンのチームウエアでグランプリに帯同し、時にはマシンをテストすることを歓迎していると語っていた。
スペインの Marca は、メルセデスを含めたいくつかのチームとは異なり、マクラーレンは公式テスト前にフィルミングデーを利用した新車のシェイクダウンは行わないと報道。しかし、バルセロナでF1プレシーズンテストが開始したとき、フェルナンド・アロンソはマクラーレンのガレージでレーシングスーツを着ているかもしれない。「アロンソは半日間テストをするよううだ。だが、それが1週目に実現するのか、もしくは2週目なのかはわかっていた」と Marca の記者を務めるマルコ・カンセコは語った。ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソがチームにいないことを寂しく思っていると認めるが、2019年に起用するカルロス・サインツと新人のランド・ノリスは“傑出した”ドライバーだと語る。「もちろん、フェルナンドは途方もない経験を積んだ物凄い才能の持ち主だ」とザク・ブラウンはコメント。「もちろん、彼がガレージにいないのは寂しいが、我々には2人の傑出した才能がいる」マクラーレンは、1月31日(木)に新車MCL34でルノーのF1エンジンを初始動。バレンタインデーとなる2月14日(木)にワーキングの本拠地で新車発表会を開催する。関連:【動画】 マクラーレン、2019年F1マシン『MCL34』のエンジンを初始動