フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの今季マシンは2017年とほとんど変わっていないと嘆いた。ホンダとのパートナーシップを解消して、今年からルノーのF1パワーユニットを搭載し、上位への返り咲きを目指したマクラーレンだったが、逆にドラッグの多いシャシー面の弱点が浮き彫りになる結果となった。
先週末の鈴鹿サーキットでも予選Q1を突破できず、フェルナンド・アロンソが14位、ストフェル・バンドーんが15位でフィニッシュしている。「僕たちはスペインから改善がない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「写真やコース上でもそれはわかる。ミッドゾーンの残りのチームはレース毎に持ち込んでいるいるけど、僕たちは何も持ち込んでいない」「問題はソチから同じクルマかどうかではない。実際、僕たちは去年と同じクルマだ。12ヶ月前とね」フェルナンド・アロンソは、現時点ではトヨタと参戦するFIA 世界耐久選手権(WEC)がプライオリティだと語る。「1つのチャンピオンシップではチームを6位にする手助けをしようとしていえるけど、一方ではワールドチャンピオンを戦っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕のゴールがどこにあるかは疑いようがない」2019年のマクラーレンのシートを失ったストフェル・バンドーンも、マシンについてはフェルナンド・アロンソと同じ意見だ。「バルセロナからマシンはあまり開発されていない。それまでも競争力はほとんどなかった。僕たちが進歩を遂げていないのは驚きではない」