マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1フランスGPの予選でのQ1敗退に今のマシンで“やれるだけのことはやった」と悲壮感を漂わせた。先週末、トヨタとル・マン24時間レースを制してF1に戻ってきたフェルナンド・アロンソだが、F1フランスGPの予選ではQ1で敗退。現実に引き戻されることになった。
フェルナンド・アロンソは16番手、チームメイトのストフェル・バンドーンも18番手とマクラーレンは2台揃ってQ1敗退。今シーズンでワーストとなる予選となった。ル・マン24時間レースで優勝した1週間後のQ1敗退をどう感じているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「何もないよ。いつも通りだ」とコメント。「個人的にやれることはすべてやろうと頑張った。GP3(原文ママ)、GP2などレースをした全てでチャンピオンを獲得したドライバーに対して8-0なのは僕だけだと思う」モナコとカナダで2戦連続でリタイアを喫しているフェルナンド・アロンソは「これはF1だ。正しいパッケージ、正しい場所が必要だ。過去数戦は僕にとって良くはなかったけど、いろいろと災害があったなかで僕たちはチャンピオンシップで7位にいるわけだし、適切なことをやっていかなければならない」とコメント。だが、フェルナンド・アロンソは、Q1でのラップ自体はすべて良かったと感じていると語る。「僕たちは金曜日にすべてOKだったし、最後のラップもかなり良かった。でも、他チームがどれくらい速いかは決してわからない。今日、僕たちは困難を抱えていた」「いい4周ができたと思うし、ここで何度かレースに勝っているチームメイトよりもコンマ2秒速かった。それが現実だ」フェルナンド・アロンソは、雨が降らない限り、明日のレースはアクションの少ないレースになると予想している。「過去数戦と同じになるだろう。全てのクルマが行列を作る日曜日にね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ポールのドライバーが最速で、スタートから引き離すだろう。2番手のドライバーは2番手、3番手のドライバーは3番手でスタートして逃げることになるだろう」「天候が最も重要な役割を果たすかもしれない。午前中のように雨が降ったり、コンディションが変われば、もっとカオスなレースになるかもしれない」「雨が降れば、オーバーテイクをするのは難しいだろうね」関連:F1フランスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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