マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、チームの2018年F1マシン『MCL33』に興奮はしているものの、2018年F1世界選手権におけるマクラーレンのチャンスについては“不安”だと認める。ホンダの信頼性とパフォーマンス不足による不遇の3年間を終え、マクラーレンはホンダとのパートナーシップを解消して、2018年のF1世界選手権からルノーと契約。2012年のF1ブラジルGP以来となる勝利を目指す。
マクラーレンは23日(金)に2018年F1マシン『MCL33』を発表。伝統のパパイヤオレンジのカラーリングが復活した。マクラーレンは昨年をコンストラクターズ選手権9位で終えたが、ルノーとの契約はフェルナンド・アロンソがマクラーレンに残留する重要な要素だったようだ。フェルナンド・アロンソは、2017年のグリッドで最高のシャシーの一台だとしていたマクラーレンの強みとルノーのパワーユニットの組み合わせに期待していると語る。「新しいクルマを見て、本当に興奮を感じている。でも、不安はある」とフェルナンド・アロンソはコメント。「このクルマがチームにとってどれくらい重要なものかを知っているし、とにかく僕たち全員が期待している結果を出せることを願っている」「昨年のシャシーの強みを発揮して、改善されたルノーのパワーユニットと結びつけることができれば、僕たちは一歩前進を果たせると持っている。クルマはとても格好いいのは確かだし、考え抜かれていると思う。新しいカラーは本当に素晴らしいルックスだし、本当に目を引く」今期はF1と並行してトヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するフェルナンド・アロンソは、マクラーレン MCL33を走らせるのが待ち切れないと語る。「僕の冬はいつもより幾分短く感じられた。すでに(デイトナ24時間レースで)24時間レースのコックピットに乗っているし、何度かスポーツカーのテストをしているからね! とは言え、3か月ぶりにF1カーに乗るのを本当に楽しみにしている。はやく乗りたいね!」関連:マクラーレン、2018年F1マシン『MCL33』を発表