フェルナンド・アロンソは、2018年にマクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載することで、定期的に表彰台で“シャンパンを味わえる”ポジションにいられるだろうと自信をみせる。過去3年間、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされたマクラーレンだが、昨年末でホンダとのパートナーシップを解消し、今シーズンからはルノーのF1パワーユニットを搭載して名門復活に期待を寄せている。
マクラーレンが最後に表彰台にあがったのは2014年のオーストラリアGP、優勝となれば2012年のブラジルGPまで遡る。2018年シーズンへの期待について質問されたフェルナンド・アロンソは「結果に関しては予想するのは常に難しい」とコメント。「これはF1だし、事前にわかっている数字はない。何が起こるかはわからない。チャンピオンで優勝候補のメルセデスでさえ、2018年に最速であることは保証されていない」「でも、僕たちはかなり楽観的だし、レッドブルがルノーのパワーユニットでやってきたことはわかっている。彼らは予選では最速ではなかったかもしれないけど、レースではかなり速かった。彼らは何度か表彰台に上がり、2~3勝を挙げた。そのような結果を出せれば、僕たちはとても満足すると思う。僕たちが戦うことができ、再びシャンパンを味わうことができればね」2017年にマクラーレンが獲得した30ポイント中17ポイントを獲得したフェルナンド・アロンソは、過去3年間の厳しい経験によってチームの全員が強くなったと語り、昨年3勝を挙げたルノーのエンジンを搭載することで、マクラーレンは2018年に勝利の道に戻る準備が整ったと感じている。「この3年間でチームの全員が変わったと思う。僕たち全員が厳しい時期を過ごしてきた。僕たちは学んできたし、厳しいレッスンもあった。痛みをともなうリタイアもあった。チームは今、最高のパフォーマンスを発揮する準備ができている」「僕たちが過去3年間で学んだ最大のことはチームのスピードだ。彼らは決して諦めなかったし、とても団結していて、生産的だった。たとえ16位を争っていたとしても、次のレースでコンマ5秒をもたらすために全力で仕事をしてきた。チーム内のそのスピリットは驚きべきものだった。そこは長期的に保たれていくことだと思う」
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