フェルナンド・アロンソは、F1シンガポールGP予選で“予想以上に苦戦”したし、決勝でトロ・ロッソを追い抜くことができればまだ自分たちの望みを叶えられるかもいれないと語った。週末前、フェルナンドアロンソとチームメイトのジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダがシンガポールで4番目の勢力になれると予想していた。
しかし、実際には、フェルナンド・アロンソは、トロ・ロッソのカルロス・サインツとダニール・クビアト、そしてフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグの後ろの9番グリッドからレースをスタートすることになる。 マクラーレン・ホンダに何が欠けており、なぜ予想していた4番手の勢力になれなかったのかと質問されたフェルナンド・アロンソは「だいたい僕たちはそういう位置にいると思う。ただ、トロ・ロッソがここでは驚くほど速い。彼らはダウンフォースやドラッグが高いストリートサーキットに合ったマシンを持っているということだけど、このコースが終われば通常は彼らの前になるだろう」「僕たちは残るシーズンでも4番目に強いチームであることを目指しているし、できれば明日は彼らの前でフィニッシュしたい。コンストラクターズ選手権のポイントを考えれば、明日はダメージを最小限に抑えるレースになるだろうし、マレーシアから攻撃に転じることができる」 Q2の終盤にようやくQ3へ進めるタイムを記録したフェルナンド・アロンソは、マクラーレンのペースがなぜこれだけ伸び悩んているのか説明できないでいる。「不運にもペースは今ひとつだし、Q2で少し苦戦したと思う。1台が脱落していたし、Q3でも9番手に留まることができたけど、それが現実だ」「明日は良いスタートを切って、戦略をうまく練って、大量のポイントを獲れることを願っている。今のところ、僕たちのペースは簡単には上がらないようだ」「シンガポールでは常にいろいろなとが起こるので、楽観的でいなければならない。レース中には多くのアクションがあり、セーフティカーが何度も出動する。多くのインシデントが起こるし、戦略は柔軟にしておかなければならない。でも、スタートと最初の数周、そしてピットストップが重要になるだろうし、今夜はよく研究しておかなければならない」関連:マクラーレン・ホンダ:アロンソがQ3進出 / F1シンガポールGP 予選