フェルナンド・アロンソは、F1中国GPのレースを終え、マクラーレン・ホンダが競争的になるには全面的に改善が必要だと述べた。レース展開について質問されたフェルナンド・アロンソは「簡単はなかった」と認める。「今日の僕たちには、良い結果を出し、ポイント圏内にいるペースがなかったと思う。残念ながら、12番手がやっとだった。それが現実だ」
「僕たちは全てのエリアを改善させる必要がある」「パワーユニットは、上位勢と比較してまだちょっと劣っているし、空力とタイヤマネジメントも改善を続けていく必要があると思う」「もちろん、僕たちは今日、2ストップという異なる戦略を選んでいたので、ソフトとミディアムでとても長いスティントを走らなければならなかった。タイヤを少しでもケアする必要があった。なので、最高の気分ではなかったし、望んでいたほど楽しさもなかった」フェルナンド・アロンソは、タイヤ戦略だけでなく、序盤のセーフティカーの影響についても指摘。スーパーソフトでスタートしたドライバーたちが、タイヤ交換による25秒の遅れをとることなく、ギャップを縮めることが可能になったとした。「僕たちはプライムタイヤでスタートして、ちょっと長めに走ることを選んだけど、セーフティカーが入ったことでその利益はなくなった。彼らはがすぐに僕たちのリアウィングまで戻ってきたし、25秒を失わなかった」「でも、正直、セーフティカー後の僕たちにはギャップを広げるペースはなかったし、それについて調べなければならない」ポジティブな点は、2台揃って完走を果たしたこと。信頼性は改善を続けている。メルボルンは序盤でクラッシュを喫し、バーレーンを欠場したフェルナンド・アロンソは、MP4-31で初めてロングランをこなしたと述べた。「冬季テストでは50周走ったことはなかったし、オーストラリアは事故で完走できなかった。バーレーンは欠場したしね」「今回が初めて完了したレースになる。改善し続ける助けになるだろう」フェルナンド・アロンソは、レース前には骨折した肋骨に痛みがあったと認めるが、レース中は何も問題がなかったと述べた。「グリッドに向かう前のラップを走っているときは土曜日よりも痛みがあったから、ちょっと心配していたんだ。でも、レース中は、アドレナリンが出ていたからなのかレースのスリルによるものなのか、何なのか分からないけど、何も感じなかったし、誰かに聞かれて初めて骨折した骨のことを考えたくらい。レース中は一切、問題なかった」