フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダが競争力を取り戻すなら、チームメイトのジェンソン・バトンとの間に“ちょっとした緊張”が生まれても歓迎だと述べた。 マクラーレンは、ホンダのパワーユニットの競争力と信頼性不足に悩まされ、1980年以来のワーストシーズンを終えた。シーズン中に何度か感情を爆発させることもあったフェルナンド・アロンソだが、ジェンソン・バトンとともに失望を表に出すことはほとんどなく、前向きな姿勢を保ち続けた。
一方、グリッドの先頭では、メルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの対立がラスト数戦の話題となっていた。メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、2016年もこのような状態が続くようであれば、チームとしてドライバー交代を考える必要も出てくると警告している。 フェルナンド・アロンソは、そのようなチームメイト間の摩擦は、F1での成功に伴う副産物だと考えており、来年のマクラーレンに同じことが起こる可能性もあり得ると述べた。 「チーム内でチャンピオンシップや勝利を争っていれば、ストレスは増えるのが当たり前だ。ちょうど別のチームで起きているような問題だね」とフェルナンド・アロンソは Sky Sports News に述べた。「でも、それは、言うなればいいストレスだ。大きなもののために戦っている時に生じるストレスだからね。僕は来年、ジェンソンと仕事をするのを楽しみにしているし、そこにちょっとした緊張が生まれるなら、それもまた歓迎だ!」 「来年のことはとてもポジティブに捉えている。僕たちは厳しい時期を過ごしてきたけど、問題点や解決策は理解している。少なくとも理論的ではね」「来年は確実にずっといい年になる。僕たちの狙いはチャンピオンシップを戦うことだ。もしくは最低でもポディウムを争うことだ。僕たちには解放しなければならない巨大なポテンシャルがある」
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