フェルナンド・アロンソは、今週末のアブダビGPでのマクラーレンのF1カーのパーツの半分が2016年マシンのために造られたものだと明かした。F1に復帰したホンダの不調により、マクラーレンは大部分のチームよりも早くに2016年に焦点を切り替えた。ドライバーを務めるフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは、何度も今シーズンが将来のためのテストだと強調していた。
それは今週末のヤス・マリーナ・サーキットでも継続される。フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダがコンストラクターズ選手権でザウバーを上回って8位になる見込みはほとんどないと語る。「それはありそうもないと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。「彼らは9ポイントリードしている。僕たちは今年3〜4回しかポイントを獲得してない。1レースで10ポイントも記録するのはちょっと難しい」「僕たちはベストを尽くて、良い週末を過ごそうとしているけど、心は来年のプロジェクトに向いている」「クルマの半分は来年のパーツと哲学だ」「なので、今週末ザウバーを倒すことについて心配する必要はないと思う」作業は進行中であり、ホンダのパワーは2016年に大きく改善すると確信しているフェルナンド・アロンソだが、マクラーレンはどれくらい力強く新シーズンを開始できるかは“疑問符”だと認める。「来年、マクラーレン・ホンダがどの位置にいられるかは推測でしかない」とフェルナンド・アロンソは述べた。「チーム内には多くの期待がある。僕たちはシーズンを通して懸命に仕事をしてきたし、難しい時期も団結し、常に前進してきた」「2016年に関して、僕たちがいるべき位置に戻り、コンペティティブになり、トップのポジションを戦うことがメインのゴールだ」「それがワールドチャンピオンや勝利、表彰台を争うことを意味するかどうかはわからない。F1のような複雑なスポーツでそれを知るのは難しい」「冬に大きなチャレンジが待っているのは明らかだ。僕は過去数カ月でチームがやってきたことの全てを見ている」「ポジティブだと思う。来年は完全に違ったシーズンになると確信しているし、進捗には満足している」
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