フェルナンド・アロンソは、元スペイン国王のフアン・カルロス1世にホンダ・エンジンについての印象を漏らした。1年前、フアン・カルロス1世は、フェルナンド・アロンソが2015年にマクラーレン・ホンダに移籍することを漏らしていた人物。メキシコGPを訪れたフアン・カルロス1世は、フェルナンド・アロンソと再び内密な話をしたようだ。
「彼はエンジンがなく、どうすることもできないと私に話した」とフアン・カルロス1世はスペインの“Movistar”に語った。だが、フェルナンド・アロンソは、レース前に発覚したエンジン問題に言及していたのかもしれない。実際、フェルナンド・アロンソは、レースでは1周しかできないとを知っていたと認めている。だが、情熱的なメキシコの観客への“敬意”から、少なくともグリッドには並びたかったと述べている。フェルナンド・アロンソとチームメイトのジェンソン・バトンは、2016年に勝利を争えるというかすかな希望を抱いている。ジェンソン・バトンは「僕たちがレースに勝てるか? 僕はそうは思わない」とジェンソン・バトンは Globo Esporte にコメント。「でも、表彰台は争えると思う。勝てるといいね」「でも、2017年には特に興奮している。マクラーレン・ホンダはタイトルを争えると思っている。レギュレーションが大きく変わるし、ホンダはそれまでにずっと多くの経験を積んでいるからね」メキシコではグリッドペナルティにより最後尾からスタートしたジェンソン・バトンは、ライバルよりも時速10km以上も遅れている状況を“痛い”と表現している。しかし、ジェンソン・バトンは2016年にはそれらの問題の多くは解消すると考えている。「来年の僕たちのパワーユニットは、今の僕たちのものとはかなり異なる。みんなが最大の問題だとわかっているハイブリッド側のパワー出力の問題はなくなるだろう」
全文を読む