フェルナンド・アロンソは、FIAが2016年に導入を提案している無線通信の規制を歓迎している。FIAは、“ドライバーは単独かつ独力でマシンをドライブしなければならない”と定めたスポーティングレギュレーション第20条1項をより厳しくするための一部として、2016年のピットとドライバー間で許可されるメッセージの詳細リストを発表。
ドライバーは、ピットウォールやこれまで使用できた情報ではなく、マシン内で起こっていることに対する感覚により頼らなければならなくなる。新しい規制についてフェルナンド・アロンソは「大きな変化ではない」とコメント。「無線でタイヤや燃料、その他のマシンの状況についての情報を受けて取っているけど、僕たちは、クルマで起こってること、レース中に直面する特定の問題のためのベストなソリューションが何かを完全に把握している」「なので、情報が無線で入らなくなっても、本能やクルマの反応によってわかる」「今、無線にちょっと頼っているいくつかのことに関して、もう少し注意を払わなければならなくなるだろう」「でも、大きな変化ではないし、歓迎されるだろうね。クルマでやらなければならないことが多くなって、フィーリングがもう少し重要になるだけだ」17歳のルーキーであるマックス・フェルスタッペンでさえ、ドライバーが再びクルマのより多くのことをコントロールするという点でFIAがポジティブなステップを果たしたと考えている。「それほど多くのことが変わるとは思わない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「いつも本能で走っているしね。タイヤがタレてきているときも、エンジなはそれを離す必要はないと感じている「若い時からすでに学んでいるし、正直、無線でのトークが少なくなることは気にしていない」関連:FIA:2016年のF1無線通信規制の詳細を発表
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