フェルナンド・アロンソの事故についての推測は止む気配はない。フェルナンド・アロンソは、2月22日(日)のバルセロナテストでのクラッシュ事故で脳震盪を起こしたことで、2度目の脳震盪による「セカンド・インパクト症候群」に陥るリスクを避けるために開幕戦を欠場することになった。
マクラーレンは、フェルナンド・アロンソの事故が“突風”によるものだと説明しているが、詳細な情報を開示しないことから、逆により憶測が広まってしまっている。イタリアの Skyは、フェルナンド・アロンソが、親しい友人や家族に対し、マクラーレン・ホンダ MP4-30のコントロールを失って壁に激突する前に「脊椎部分に大きなショックを受けていた」と打ち明けたと報じている同レポートでは、フェルナンド・アロンソが具体的に“感電した”と語ったわけではないと説明しているが、このような報道により、あおの事故には何か隠蔽された事実があるのではないかとの疑惑がさらに強まることになりそうだ。1990年代初期にF1に参戦したイタリア人元F1ドライバーのファブリツィオ・バルバッツァは「フェルナンドは600ワットの電気ショックを受けたことで重大な影響を受けてしまった」と La Repubblica にコメント。「集中することが困難となり、一時的に静脈が閉塞してしまったのだ」ファブリツィオ・バルバッツァは、この情報をどこで入手したのかは明らかにしていないものの、信頼性の高いものだと主張している。さらに、70年代終盤から80年代にF1で活躍し、キャリアを通じて7勝をあげたフランス人元F1ドライバーのルネ・アルヌーも、ジュネーブ・モーターショーの会場で記者たちに次のように語った。「アロンソの医師たちが開幕戦欠場を勧告したことは、私にとっては少しの驚きではない。私は、フェルナンドが事故を起こす前に身体的な異常を抱えていたと確信している」「私だってF1で走っていた人間だ。自分が何を言っているかはわかっている」「衝突は横からだったし、かすめたようなものだった。それではアロンソが受けたダメージの説明がつかない」「あのとき風が吹いていたことが、うまい言い訳として使われたということだ」バルセロナのクイロン・デクセウス病院で神経科医を務めるロベルト・ベルビス博士は、フェルナンド・アロンソが開幕戦を欠場するのが「セカンドインパクト症候群」のリスクを回避するためだと説明されていることに対して怪訝な表情を見せている。「もし、もう脳震盪の症状が見られないのであれば、セカンドインパクト症候群を防ぐためというのは論理的な説明ではない。すでに回復しており、頭痛や集中力の欠如といった問題もなく、患者が正しく会話ができているようなら、もはや2回目の衝撃による危険はないと言える」とロベルト・ベルビス博士は AS にコメント。ロベルト・ベルビス博士は、ひとつの仮説として、フェルナンド・アロンソに説明のつかない意識消失の症状が残っているのではないかと考えている。「もし、原因不明の意識消失症状が残っていたとすれば、アロンソは3〜4週間にわたって運転を控えるほうが賢明だ。そして検査を受け続けなくてはならない」「だが、メディアに対してアロンソが100パーセント回復していると説明しながら、セカンドインパクト症候群のリスクを回避するためにレースに出ないと言うのは意味をなさない」
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