マクラーレンの2015年のドライバー発表の遅れを巡り、様々な噂が囁かれている。中には、フェルナンド・アロンソがマクラーレン加入を取りやめるとの説もある。ここまで、マクラーレンはフェルナンド・アロンソとの契約を結び、チームメイトをジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンのどちらにするかで意見が割れているとされてきた。
AS は、マクラーレンはドライバーラインアップの発表と同時に2つの新スポンサーの発表も行いたいと望んでいるが「そのうちの1社との交渉が難航している」と報じている。記事によると、その2つのスポンサーとは、フェルナンド・アロンソとともに参入するスペインの携帯電話キャリア“モビスター”と“アラブ首長国連邦の大企業”だという。だが、現在の発表の遅れは、フェルナンド・アロンソとの契約に関係がありそうだとの情報も出てきている。La Gazzetta dello Sport は、フェルナンド・アロンソとマクラーレンが結んだ契約には、アロンソ側の一方的な解除条項が盛り込まれているという。この報道は、フェルナンド・アロンソが2016年にはメルセデスへ移籍することもまだ視野に入れているのではないかとの推測につながりそうだ。11月末にアブダビで行われた公式テストでは、ホンダエンジンを搭載したマクラーレンは走ることさえままならなかった、Auto Motor und Sport は、フェルナンド・アロンソが、アブダビテストでの結果を踏まえてマクラーレン・ホンダへの加入を取りやめ、2015年はいったんF1から離れてポルシェとともにWECに参戦するという可能性もあると報じている。