フェルナンド・アロンソは、F1マレーシアGPの決勝レースでのフェラーリのパフォーマンスは“悪夢”だったと表現した。フェルナンド・アロンソは、かろうじてニコ・ヒュルケンベルグを退け、F1マレーシアGPを4位でフィニッシュ。ドライバーズ選手権3位に浮上した。だが、フェルナンド・アロンソは、レース中のフェラーリのパフォーマンスに不満を抱いていると述べた。
「正直、レースのすべてで遅いと感じだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「十分な競争力を感じなかった。第1スティントはトップのドライバーと競争できる十分な速さがなかった。別のミディアムタイヤに交換したときにはバランスとブレーキは快適ではなかったし、ちょっとした悪夢だった」「スティント間のパフォーマンス差は、スティント毎でちょっと燃料が少なくなっていただけだ。クルマは少しは快適になったけど、レースを通してずっと不満だった」金曜日のドライでのフリー走行と、予選での2列目を獲得する力強いペースを示していたフェルナンド・アロンソは、レッドブルに挑戦できることを望んでいたが、最終的にRB10のペースについていくことができず、3位のセバスチャン・ベッテルには11秒以上の差をつけられた。「昨日の予選後はレッドブルにチャレンジできると考えていた。メルセデスは無理かもしれないけど、少なくともレッドブルとはもう少し接近していた」「残念ながら、そうではなかった。今日はメルセデスとレッドブルの後ろを走るための十分な速さがなかった。上位勢と比較してパフォーマンスを逃しているのはわかっているので、改善する必要がある」「でも、その一方で金曜日と土曜日は、トロ・ロッソとの事故を除けば、トラブルはゼロだったし、日曜日もゼロだった。オーストラリアでは第1スティントで電気モーターに問題があったけど、ここでは全てがとても良くなっていた」「この2レースのパフォーマンスを考えれば、ハミルトンより1ポイント少ないだけで、ベッテルよりも9ポイント多いことがネガティブが少ないことだ」