フェルナンド・アロンソが、F1ドイツGPへの意気込みを語った。フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)「ドイツGPは、2011年のチャンピオンシップのちょうど真ん中だ。ここまで9レースを終えていて、ニュルブルクリンクでのレースを終えたら再び同じ数のレースと向き合うことになる。先立つことを評価するタイミングだと言う人もいるけど、順位表をあまり気にし過ぎたくはない」
「僕たちは困難なスタートを経験したけど、数レース前から競争力を取り戻している。僕たちが実際にトラックのひとつで完全に勝利に相応しいポイントまで前進を果たしたことは否定できないだろう。シルバーストンは、名目上最も僕たちのマシンに適さないサーキットだった。でも、あの素晴らしい勝利によって僕たちのアプローチが変るわけではない。僕たちは、順位表はレース毎に取り組み続けなければならない。計算するのは最後だ。なので、僕たちはイングランドで示したのと同じスピリットでドイツに向かう。でも、僕たちには今、より競争力をつけているとの追加の認識がある」「レース後、数日間リラックスするために自宅に戻った。この先、忙しい2週間であることはわかっているので、家族と過ごしたり、トレーニングをしたりして再充電することがベストだと考えたんだ。月曜日の夕方からドイツGPに備えてシミュレーターでの多くの作業やエンジニアとのミーティングをするためにマラネロにいた。でも、それだけではなく、フェラーリへの熱中に触れるいろんな活動があった。例えば、昨日はフェラーリ・ワールド・デザイン・コンテストの決勝進出者3名の表彰式典に参加した。世界中から集まった若者が将来のフェラーリのビジョンにどれくらい情熱的であるかを見るのは非常に興味深いことだった。今朝は2つのパートナーと一緒にいくつかプロモーション作業に携わった。そのあとモンテゼーモロ会長にポディオ・フェラーリに招待された。スクーデリアと働く企業や、市販車部門に関係するあらゆる企業サプライヤーがマラネロに呼び集められるイベントだ。4人の受賞者が、458イタリアでフィオラノを走るチャンスを獲得した。彼らが僕にドライバーになることを期待していたかどうかはわからないけど、彼らは楽しんでくれたと思う。最後に、会社が企画したサマーキャンプに参加していたここで働く従業員の子供400人に挨拶しにいった。想像できると思うけど、フェラーリの世界に全身浸礼だったし、それは月末まで続いていく。実際、すでにドイツGP後の日曜日の夜からチームと一緒にマラネロに戻って、一緒にブタペストに向かう前にもう3日間に過ごことになっている。8月7日はFOTAが定めた工場シャットダウンの始まりの日なので、一年で最も面白いレースのひとつであるスパに事前に備えなければならない。それが非常に忙しい時期になると考えている理由だし、その世界の一部を感じられることを本当に好きになっていると言わなければならない」「今はそれらについてあまり考えすぎる時ではないかもしれない。明日から歴史的な会場であるニュルブルクリンクでのレース週末が始まるからね。すでに2度優勝している場所だ。「二度あることは3度ある」との格言があるけど、それを言うことによってチャンスを台無しにしたくないので、それがどういうことかを理解するのはファン次第だ!」関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル