フェルナンド・アロンソは、F1でのライバルをどう評価しているかについて語り、マクラーレン時代の宿敵ルイス・ハミルトンについては「現役最速かもしれない」と評した。フェルナンド・アロンソは、スペインの AS でライバルであるセバスチャン・ベッテル、マーク・ウェバー、ジェンソン・バトン、ミハエル・シューマッハ、ルイス・ハミルトン、そしてチームメイトのフェリペ・マッサについてのコメントを求められた。
ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルについては「とても速いし正確だ。彼がレースで先頭に立ったら止めるのは難しい」と評価。レッドブルのもうひとりのドライバー、マーク・ウェバーについては「経験があり、冷静で、非常に一貫性がある。ミスをすることはめったにない」と評した。2009年のワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンついては「雨やセイフティカーが出るような難しいレースで素晴らしい本能を持っている。それはユニークな才能だ」と述べた。F1復帰した2010年に厳しいシーズンを過ごしたミハエル・シューマッハについては「彼はチャンピオンだし、みんなが彼を尊敬している。彼はいつでも周りを驚かせることができるドライバーだ」とコメント。フェラーリでのチームメイトのフェリペ・マッサに関しては「とても速いし、チームのことを理解してして、勝利にとてもハングリーだ」と述べた。しかし、フェルナンド・アロンソが最大の賛辞を贈ったのはマクラーレン時代の天敵ルイス・ハミルトンだった。「彼は素晴らしいドライバーだし、おそらく今のF1で最速かもしれない」一方自身については、F1最高のドライバーと評価されているにも関わらず人気が高くないとの見方に反論した。フェルナンド・アロンソは先週のへレス・テストで「ここには3万人以上がいる」と驚いていた。「僕の悪口を言っているはずの人が、僕と一緒に写真を撮るときには震えたり涙を浮かべていたりする」「インターネットでの大胆な書き込みと、僕が世界中から受け取る称賛には違いがある」「それに、僕を見るために3万人がテストを観に来たと書くより、アンチ・アロンソがたくさんいると書く方が記事にしやすいんだと思う」