ハイメ・アルグエルスアリは、トロ・ロッソのパフォーマンスに満足していると語る。現在トロ・ロッソは8ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権では、後ろはザウバーと3つの新チームだけという8位に位置している。しかし、2009年シーズン途中にセバスチャン・ブルデーの後任として急遽F1デビューを果たしたハイメ・アルグエルスアリは、トロ・ロッソが「最高の人々のチーム」だと主張する。
レッドブルによって設計されたカスタマーカーを4年間使用した後、トロ・ロッソはSTR5を造ったが、アルグアルスアリはそれを“奇跡”だと語る。「トロ・ロッソは、かろうじて8000万ユーロの予算があるだけだけど、レッドブルに頼ることなくクルマを造ったし、十分な結果を成し遂げている」とアルグエルスアリは EFE通信にコメント。アルグエルスアリは、2010年シーズンが「少なくともこの10年間で最も劇的で最高」なシーズンだと考えている。「FIAはたくさんのことをしなければならなかった」「共通エレクトロニクス、単独のタイヤブランド、テスト不足などにとて、誰も優位なポジションに至らしめていない」