アルファロメオ・レーシングは、2020年F1マシン『C39』のフェラーリ製F1エンジンを初始動。動画をソーシャルメディアで公開した。アルファロメオ・レーシングは、2020年にロバート・クビサをリザーブドライバーに迎えるとともに、クビサの後援企業であるポーランドの石油会社PKNオーレンを共同タイトルスポンサーに迎えて、『アルファロメオ・レーシング・オーレン(Alfa Romeo Racing ORLEN)』として参戦する。
ザウバー時代からのマシン名を引き継いで『C39』と名付けられるアルファロメオの2020年F1マシンは、PKNオーレンのコーポレートカラーをフィーチャーしたカラーリングを採用するとされている。アルファロメオ・レーシングは2月7日(金)、ヒンウィルのファクトリーでC39に搭載したフェラーリ製F1エンジンを初始動させたことを報告。ファイヤーアップ時の模様を動画で公開した。また、2021年の全面的なレギュレーション変更に先立ち、今シーズンはレギュレーションが安定しているため、大部分のチームの2020年F1マシンは2019年の延長のようなものになると考えられているが、アルファロメオは異なるアプローチをとったようだ。アルファロメオは、昨年12月にクラッシュテストに挑んだ際にシャシーが大破。今年2回目の試みで合格したが、非常に極端な形状のフロントノーズを採用しており、前面衝突テストを繰り返さなければならなかったとされている。アルファロメオのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは「我々は完全に新しいマシンを作っている」と語っている。アルファロメオは、プレシーズンテスト初日の現地時間8時15分からカタロニア・サーキットのガレージで新車『C39』のお披露目を実施。レースドライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィ、そして、ロバート・クビサがアンベールを行う。 この投稿をInstagramで見る Alfa Romeo Racing ORLEN(@alfaromeoracing)がシェアした投稿 - 2020年 2月月7日午前3時10分PST