レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、実際のレースが再開してもロックダウン中にシムレースでファンと築いた“特別”な繋がりが失われることはないと考えている。アレクサンダー・アルボンは、新型コロナウイルスによるロックダウン中に他のF1ドライバーとともにシムレースに参加。新しい競技の世界によって目から鱗が落ち、フォロワーと近づくことができたと語る。
アレクサンダー・アルボンは、Twitchのようなストリーミングプラットフォームでおこなったファンとのやり取りは、今後、実際のF1レース週末でつながっていない場合でも維持されると考えている。最近の経験についてアレクサンダー・アルボンは「僕がすでに認識していることとして、ファンがドライバーと本当に繋がることができたというこのフィーリングは間違いなくあると思う」と FIA eConference 2020 で語った。「もちろん、F1がそうであるようにね。ドライバーのことを実際に知ることは非常に難しい。家にいるという感覚、オーディエンスに話しかけること、そして、その相互作用を得ることが本当に特別なことだ」「とてもオープンで、誰にでも率直に話すことができると思う。僕たちには素晴らしいファンがいる。そのコミュニティは非常に愛情深いものだと思う」「それが実際の生活に引き継がれない理由はないと思う。それは続いていくと思っている」「当然ながら、これからとても忙しくなるだろうけど、クリスマス、新年の時期に入ってシーズンがストップすれば、僕たちは再び戻って、そのエンゲージメントを維持するだろう」F1バーチャルGPシリーズの常連となったアレクサンダー・アルボンは、自分のようなドライバーが将来eスポーツにもっと参加する良い機会があると考えている。「本当にそれを楽しんだ。とても楽しかったし、競争も激しいかった」とアレクサンダー・アルボンは語る。「ドライバーをお互いにレースをする環境に置けば、いつだってお互いを打ち負かすことに非常に熱心になると思いう」「ドライバーだけでなく、ファンやストリーミングでのエンゲージメントなど、スポーツ内のコミュニティは非常に印象的だったと思う」「これまでまったく掘り下げたことのない、このまったく新しい世界にある意味で開放された。それは僕たちにとって本当にエキサイティングな機会だと思う」フォーミュラEの公式バーチャルレースで優勝したストフェル・バンドーンも、ファンとのストリーミング体験がロックダウン中のシムレースから生まれた最も前向きなものの1つであると考えている。「僕にとって、ファンと交流することはまったく新しい経験だった」とストフェル・バンドーンは語る。「彼らは間違いないそれを愛している。僕の観点では、アクションだけでなく、様々なレーシングドライバーとのコミュニケーションは実際の生活よりもずっとリラックスしたものだったと思う」「より楽しく、より魅力的で、最終的に僕たちが家でもファンを楽しませることができた」「あまりにも多くのものについて考えずに、自分自身でいることができる」
全文を読む