トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、チームからのサポートのおかげでF1ルーキーシーズンで自信は高まり続けていると語る。イギリス生まれのタイ国籍ドライバーであるアレクサンダー・アルボンは、当初は日産からフォーミュラEに参戦する予定だったが、ブレンドン・ハートレーの後任として土壇場でトロロッソ・ホンダから2019年のF1デビューが決定した。
今年に入ってからの新車のシェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことがなかったアレクサンダー・アルボンだが、開幕5戦で2度の入賞を果たすなど、今シーズンで輝きを放っているドライバーのひとりとなっている。「順調に進んでいると思う。まだ改善しようとしているし、多くの伸びしろがある」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「でも、序盤からチームに本当に良いフィーリングを持っている。フランツ(トスト/チーム代表)、チーム内の全員、特に僕のエンジニアととても良い関係を築いていると感じている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「彼らはすべてにおいて本当に支えてくれている。もちろん、F1では多くの厳しい日々はあるけど、彼らはいつも安心させてくれているし、自信を与えてくれている。ハッピーだ」「本当に快適に感じている。クルマをより快適に感じている。高速コーナーでのドライビング面においては特にね。低速コーナーはすべてがとても同じような感じだ」「今は自分がクルマに何を望んでるかをわかっている。冬季テストではスタッフが変更して“それは良い”“それは良くない”と言っている方が多かった」「今は自分が望んでいるものに近くなっている。クルマをどのように操作したいかをわかっているし、そこにたどり着くために少し時間がかかるかをわかってFP1とFP2に取り組んでいる」アゼルバイジャンGPとスペインGPで2戦連続で11位とポイントにあと一歩届かなかったアレクサンダー・アルボンは、予選でもっと良いスターティングポジションを獲得することが目標だと語る。「僕たちはとても一貫性がある。結果にはあまり表れていないけど、14位、9位、10位、11位といった感じだ。とても一貫性のあるレースができている。僕たちが望んでいるものではないけど、リズムを掴んできているし、とにかく予選にもう少し取り組む必要があると思っている」「レースペースは常に強いと思っている。僕たちのクルマはレースペースはいいと思うし、それは間違いなく僕たちの強い面だ。でも、僕たちはそのアドバンテージを活かせていない」「僕の見るところでは、自分には少なくともショートランでもペースがあると思っている。でも、とにかく予選をもう少しうまくやる必要がある」