角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、パルクフェルメ違反によるペナルティでピットレーンスタートを強いられた2025年F1ラスベガスGP決勝を14位でフィニッシュした。序盤のセーフティカー発動が自身の直後だったことで戦略が大きく崩れ、終始ダーティエアに苦しむレースとなった。それでも角田裕毅は、週末前半のフリー走行で示した強力なパフォーマンスに確かな手ごたえを語りつつ、チームに対して「こうしたミスは続けられない」と改善を強く求めている。
厳しいピットレーンスタートでしたが、レースペースがもう少しあってもよかったのでは?まず最初に、すごくアンラッキーでした。僕がピットした直後にセーフティカーが入ってきてしまって、本当に理想的ではなかったです。それがすべてだと思います。その後は、ピットに入ったドライバーたちの後ろになってしまい、ずっとダーティエアの中で走ることになりました。なんだか、すべてが僕に逆らっているように感じて、本当にタフでした。少なくとも予選までは示せていたペースは良かったと思いますし、予選は完全に僕のコントロール外の出来事でチャンスを失ってしまいました。だからこそ悔しいです。ペース自体は正しい方向に向かっていると思いますが、結果として示せなかったのはすごくフラストレーションが溜まります。」チームは週末序盤のあなたの強さをしっかり把握していると思いますか?はい、フリー走行1、2、3で何度もパフォーマンスランではマックスより前にいましたし、正直、ああいうのはかなり久しぶりでした。もちろん、彼は予選でさらに自分のレベルを引き上げてくるのが強みですけど、僕自身も今回の予選にはかなり自信がありましたし、他の週末よりも良いパフォーマンスができる感触がありました。こういうことは起きてしまいますが、みんな気づいてくれているとは思います。ただ、同時に僕が欲しいのは結果ですし、チームも同じです。でも、こうしたミスは続けられません。チームとしてもしっかり改善して、カタールではしっかり立て直したいと思います。