レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、サウジアラビアGPで、好スタートを切った角田裕毅が1周目でクラッシュしてしまったことを「じれったい(annoying)」と悔やんだ。8番グリッドからスタートした角田裕毅は、4コーナーでアルピーヌのピエール・ガスリーがアウトから追い抜こうとしたところ、2台が接触してバリアに衝突した。
ガスリーはマシンのリアを破壊してその場でリタイアしたが、角田裕毅はピットに戻り、メカニックによる点検を受けた。結局、角田のマシンはリタイアとなる決定が下され、レッドブル加入以来の獲得ポイントはわずか2ポイントにとどまった。しかし、クリスチャン・ホーナーは、角田裕毅の週末のパフォーマンスから、好結果につながるポジティブな要素を見出している。「裕毅にとっては残念だった」 とホーナーはメディアに語った。「彼のQ2のタイム(1分27秒990)をQ3でも繰り返せていれば、6番手スタートだっただろう。(角田はQ3で1分28秒204、カルロス・サインツに0.040秒、ルイス・ハミルトンに0.003秒差だった)」「ピエールとの件はレーシングインシデントだった。彼は壁にぶつかってしまい、スチュワードの会議が開かれ、両ドライバーはレーシングインシデントであると認めた」「彼にとってじれったい結果となった。ポイント獲得争いに加わることができたはずだからね」
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