角田裕毅は、2025年F1 オーストラリアGPの決勝を12位で終えた。雨が降ってきたなかでのタイヤ交換のタイミングに角田裕毅のレースは左右された。5番グリッドからスタートした角田裕毅は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に順位を奪われたが、中盤に取り戻し、ポイント圏内でレースを進めていた。
2度目のセーフティカーでミディアムタイヤに交換した角田裕毅は、終盤に雨が降ってきたタイミングでステイアウトを選択。しかし、雨脚は強まり、リアム・ローソン(レッドブル)とガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がクラッシュしてセーフティカーが導入され、そのタイミングでインターに交換して大きく順位を落とした。「ピットストップのタイミングがうまくいかず、今日は僕たちにとって厳しいレースとなりました」と角田裕毅は語った。「セーフティカー導入後に11位まで順位を下げてしまいました。ペースは良く、最後の雨が降るまではミスもほとんどありませんでした」「自分ができることはすべてやりましたし、自分のパフォーマンスにはかなり満足しています。今回のことはしっかりと見直し、今後の教訓としたいと思います。特に今年はポイント圏が非常にタイトなので、同じミスを繰り返さないようにしなければなりません」「理想的な状況ではありませんが、今週末は多くのポジティブな要素を得ることができました。ペースもあり、パフォーマンスを最大限に引き出せれば、良いレースウィークエンドにできるでしょう。この調子でパフォーマンスを維持し、再び強くなって戻ってくるだけです」