レッドブルF1のアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスの去就を含めて2025年のレッドブル/RBのドライバー編成が月曜日に決定されることを明言。角田裕毅がレッドブル・レーシングのF1マシンでアブダビテストを終えるのを待って、発表されることになりそうだ。アブダビGPをレッドブル/RBの来季のドライバーのオーディションとしては機能しなかった。
セルジオ・ペレスはバルテリ・ボッタスに追突されてリタイア。角田裕毅はクラッチの問題でスタートに失敗、リアム・ローソンはピットクルーがタイヤが緩んだままリリースして10秒のストップ&ゴーペナルティを科された後、マシントラブルでレースをリタイアした。ヘルムート・マルコは、アブダビGPの翌日の月曜日に会議が行われると説明した。月曜日に会議が行われるかどうか尋ねれらたヘルムート・マルコは「そうだ。その中で、すべての事実が議論される。その終わりに決定が下される。両チームのラインアップは明日決定する」と語った。。「角田裕毅のテスト後に発表」また、ヤス・マリーナ・サーキットでは火曜日にもテストが行われる。レッドブルを代表して角田裕毅がマシンを走らせる。マルコは、レッドブル・レーシングでのペレスの今後については、角田裕毅のテスト終了後に発表すると述べた。「その決定がいつ発表されるか...月曜日ではないと思う。もちろん、我々は発表には角田のテストを待つことになる」「明日の話し合いになるが、より多くの事実が加わるだろう」とマルコは説明した。アブダビテストで、角田裕毅はレッドブル・RB20をドライブ。ただし、タイヤは2025年のプロトタイプが装着され、パフォーマンスの判断基準とするのは難しいかもしれない。カタールGPを前に角田裕毅は「テストはテストに過ぎないと思っています」と語っている。「つまり、これまでの長い年月を通じて、彼らが僕をどう見ているか、レッドブルが僕をどう見ているか。テストはテストに過ぎないと感じています」「テストよりも、次の2レースの方がはるかに重要です。うまくいけば、テストで少しはプラスになるかもしれません。つまり、ドライバーとしての僕の印象やイメージが良くなるかもしれません」「でも、次の2レースの方が、その中に入り込んで、そういったことを話すことよりも重要だと思います」セルジオ・ペレスのアブダビGPでのレースはうまくいかなかった。実際、彼は完走できなかった。「残念ながら、彼のクラッチがまた燃えてしまった。それはカタールでも起こったことなので、その原因を調査する必要がある。いずれにしても、シーズンを良い形で終えることはできなかった」とヘルムート・マルコは語った。アブダビのパドックでは、セルジオ・ペレスが解雇され、リアム・ローソンがレッドブル・レーシングに昇格、角田裕毅はRBに残留し、ジュニアドライバーから昇格するアイザック・ハジャーと組むことが既定路線として噂された。