角田裕毅のレッドブル・レーシング昇格を願っているのは日本のファンだけではない。海外ファンがハッシュタグ「#YukiToRedBull」を拡散させて角田裕毅のレッドブルF1昇格キャンペーンを実施している。セルジオ・ペレスのレッドブルでの将来が危ぶまれているが、昨年からレッドブルの姉妹チームでニック・デ・フリース、ダニエル・リカルド、リアム・ローソンを成績で上回ってきたにも関わらず、角田裕毅がその後任として名前が挙がることはほとんどない。
角田裕毅自身もレッドブルF1昇格のためにクリスチャン・ホーナーやヘルムート・マルコのような上層部に感銘を与えるために、自分がさらに何ができるか確信が持てていないと語っている。「候補に入っていることを願っているし、もしそうじゃなかったら、正直どうすればいいのかわかりませ」と角田裕毅葉コメント。「ただ、僕はただ突き進むだけだし、僕がコントロールできることをやるだけです。レッドブルのシートは彼らが決めることです」「僕がシートに座れば、間違いなくコンストラクターズ選手権で上位を争えるし、彼らが望む結果を出せると思います。でも、それ以外のことは、政治的なことですからね。彼らが決めることです」「歴史的に振り返ってみると、ここ数年、僕たちのチームのドライバーのうち、常に他のドライバーよりも優れたパフォーマンスを発揮したドライバーが昇格するのは、ごく自然なことです」「わかりませんが、何かが変わったのかもしれません。レッドブル自体が、マテシッツが亡くなった後に変化し、力学が変わったのかもしれない。わかりませんけど」「それでも、ドライバーのひとりがドライバーズチャンピオンシップで優勝したし、チームはかなり長い間成功を収めてきました。だから、彼らがやっていることは、悪いことではないと思います」「でも、僕にとってはあまり意味がありません。なぜなら、僕はこれまであまりその中に混ざっていなかったから。少なくとも、自分自身についてはよくわかりません」このような状況のなかで、海外ファンが動いている。ハッシュタグ #YukiToRedBull を拡散させて、角田裕毅のレッドブルF1昇格を訴えた。「レッドブルが問題から目を背けていることは明らかだ。 角田裕毅が何をしようと、彼が評価されることはない。 私は裕毅のファンではないが、それでも何か言わなければならない」とハッシュタグを作成した人物は語った。ソーシャルメディアでの盛り上がりがシート獲得にどれくらい影響を与えるかはわからない。だが、現在、ウィリアムズで活躍するフランコ・コラピントは、ジュニア時代にシートを失いそうになった際、僕のファンからソーシャルメディアで後押しされた。現在もアルゼンチンでは同じようなキャンペーンが起こっており、ハッシュタグ #ColapintoToF12025 は1億以上の表示があり、アルゼンチン国内のトレンドで1位を獲得している。