角田裕毅は、F1ラスベガスGP後にイタリアに戻り、RBチーム代表のローラン・メキースとともにUEFAチャンピオンズリーグに出場しているRBライプツィヒを応援した。F1ラスベガスGPでは残り5周でニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に抜かれて9位でフィニッシュした角田裕毅は、レースを終えてチームの拠点があり、最近、ミラノに筆耕した自宅のあるイタリアに帰国した。
11月26日(月)にイタリア・ミラノのサン・シーロでUEFAチャンピオンズリーグのRBライプツィヒ対インテルの試合が行われた。会場には角田裕毅とローラン・メキースが観戦に訪れた。RBライプツィヒは、レッドブルが所有するドイツ・ブンデスリーガに参戦しているサッカークラブだ。試合は0-1でRBライプツィヒが敗れたが、チームはInstagramで「特別なチャンピオンズリーグの夜にスペシャルゲストがやってきた。角田裕毅、一緒にいてくれて嬉しいよ!」と背番号22が入れられたRBライプツィヒのユニフォームを手にした角田裕毅とローラン・メキースの写真とともに投稿した。ちなみにRBライプツィヒの名称はグレーゾーン。ドイツのプロサッカークラブは企業名をチーム名に入れてはいけないという規定があり、レッドブルの名前を入れることができない。そこでレッドブルは「Red Bull」と頭文字が同じになる造語「Rasen Ballsport」(「芝生の球技」)をクラブ名として、レッドブルの略称「RB」をクラブ名に示しつつ、規則抵触を回避している。また、レッドブルはクラブのオーナーではなく保有権を一部持つスポンサーの形を取っている。この手法は、レッドブルがJリーグの大宮アルディージャの株式100%を取得してオーナーとなった後、クラブ名を「RB大宮アルディージャ」に改名した際にも用いられており、物議を醸している。ちなみに角田裕毅が所属するレッドブルの姉妹チームであるビザ・キャッシュアップRBにも「RB」が入っている。F1では企業名を入れることが禁止されているわけではないが、メインチームのレッドブル・レーシングとの差別化を図るためにチームはRBの意味を曖昧にしている。だが、2025年からは「レーシング・ブルズ(Racing Bulls)」に改名すると噂されている。レッドブルがチーム名で物議を醸しているのはF1だけではない。 この投稿をInstagramで見る RB Leipzig(@rbleipzig)がシェアした投稿
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