ビザ・キャッシュアップRBのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2024年F1 アゼルバイジャンGPの予選での戦いを振り返り、角田裕毅のパフォーマンスを称賛した。RBは、バクー・シティ・サーキットで新しいフロアを最適化を継続。FP1では角田裕毅が旧型、リカルドが新型のフロアを搭載して比較テストを行い、最終的には2台とも新仕様のフロアで週末に臨むことを決定。だが、プラクティスではトップ10圏内に入るパフォーマンスを発揮することができていなかった。
予選でもその傾向は続き、ダニエル・リカルドはQ1で敗退して16番手。角田裕毅はQ2進出を果たしたが、12番手に終わり、トップ10シュートアウトに参加することはできなかった。それでも、ジョディ・エギントンは角田裕毅のパフォーマンスを称賛し、今後もアップグレードを投入することの重要性を説いた。「中団グループの戦いの熾烈さと、この技術的に難しいサーキットでクリーンなラップを達成することの重要性が、今日の予選でもまた、はっきりと示された」とジョディ・エギントンはコメント。「裕毅はマシンから良いレベルのパフォーマンスを引き出すことに成功したが、残念ながら今日のところはQ3進出を果たせなかった。ダニエルはもう少し苦戦した」「全体的な状況を見ると、モンツァで導入されたフロアのさらなる走行により、そのパフォーマンスが期待通りのものであることが確認され、我々には自信がもたらされた。しかし、中団グループの戦いが非常に接近しており、小さな改善でも大きな成果をもたらす可能性があるため、次に予定されている空力アップデートの重要性は変わらない」「我々は激しい戦いを予想しており、セーフティカーが導入されることも決して珍しいことではないため、我々は正しい判断を下し、不利な状況に陥らないよう準備している」
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