角田裕毅は、F1オランダGPの予選を13番手で終了。金曜日から土曜日にかけてRBのマシンのペースが落ちがと感じている。RBは今大会にマイナーアップグレードを投入。角田裕毅は金曜日のフリー走行を7番手で終え、有望なスタートを切っていた。しかし、迎えた予選ではQ1から苦戦し、Q2に進出したものの、13番手でノックアウトとなった。
「本当に残念です。FP2からかなり後退した感じです」と角田裕毅はコメント。「自分のラップには満足していましたが、理由はわかりませんが、本来のペースと比べてかなりペースが足りませんでした。かなり楽に通過できると思っていたのですが、Q1でもかなり苦戦し、10位に入るのもかなりギリギリだったので、原因を突き止めなければなりません」「ポイント獲得に向けては、それほど悪くないスタート地点だと思います。この2日間は天候が非常に不安定でしたし、昨年のレースでは何が起きてもおかしくないことを見てみるので、ベストを尽くします」RBのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、Q2にむけて角田裕毅のマシンのバランスは改善していたと語る。「両ドライバーの予選1回目のタイムは我々の期待を下回ったが、2回目のタイムは良くなった。空力バランスとツールの設定を少し変更し、Q2に向けた裕毅の車のバランスを改善し、タイヤからより多くの力を引き出すことができた」とジョディ・エギントンはコメント。「この改善と最終ラップの走りは非常に好調でしたが、最終コーナーで0.1秒以上足りなかった。Q2セッションは非常に混戦だった。予選ラップタイムが拮抗している状況では、細かい部分も重要になるため、Q2に向けた方向性について、さらにステップアップできる余地があったかどうかを検討する」