角田裕毅は、2024年F1ベルギーGPの決勝を16位(ジョージ・ラッセルの失格により1つ昇格)で終えた。パワーユニット一式を交換したペナルティで最後尾スタートとなった角田裕毅は、リタイアが1台しか出なかったこの日、順位を上げるのは困難を極めることになった。
決勝を見据えたセッティングにつとめた今週末だったが、最終的にマシンには何等かの問題があったようだと角田裕毅は語る。「今週末、そして今日のレース中もペースに苦しみました」と角田裕毅はコメント。「完全に快適とは言い難く、レース後にエンジニアから聞いた話によると、何か問題があったようです。そのため、エンジニアと一緒にデータを確認することにしました」「今日は戦略がうまくいきませんでしたが、スタートポジションを考えると、難しいことは最初から分かっていました」「チーム一丸となってプッシュし続け、コンストラクターズ選手権で上位を維持できるよう全力を尽くします。ミッドフィールドは依然として接戦が続いているため、今後も厳しい戦いが続くでしょう」ビザ・キャッシュアップRBのチーム代表を務めるローラン・メキースは「裕毅に関しては、このレースに臨むにあたり、後方からスタートしなければならないため、作業計画がいつもと異なることは分かっていた」と語った。「そこからポイントを取り戻すのはほぼ不可能なミッションだったし、今週末は彼にとって最適なマシンを用意することができなかったと言っても過言ではない」