角田裕毅が、2024年F1第6戦マイアミGPのスプリントと予選を振り返った。現地時間12時から行われたスプリントでは、角田裕毅は15番グリッドからソフトタイヤでスタート。オープニングラップで10番手までポジションを上げると、バトルをしていたケビン・マグヌッセンとルイス・ハミルトンの隙をついて2台をオーバーテイクして8番手にポジションアップ。
ファイナルラップでハミルトンに抜かれて9位でチェッカーを受けた角田裕毅だが、ハミルトンに10秒ペナルティが科されたことで8位に昇格して1ポイントを獲得。チームメイトのダニエル・リカルドが4位でフィニッシュしたことで、ダブル入賞を果たした。「まず第一に、チームのことを嬉しく思います。そして、今日のスプリントレースでチームとダニエルを祝福します!」と角田裕毅はコメント。「僕に関しては、とても複雑な気持ちです。ルイス(ハミルトン)とのバトルに最後は負けてしまいました。もし彼がスプリントでペナルティを受けなければ、僕は9位だったはずだし、最終結果は8位でしたが、彼は僕をオーバーテイクするためにとてもいい仕事をしました。もっとうまくディフェンスできていれば、チェッカーフラッグのときに彼の前でゴールできたと思います」「バトルに負けたのはドライバーとして悔しいけど、楽しかったし、そこから学べることもありました。ドライバーとして満足はしていませんが、特に昨日はマシンのパフォーマンスを引き出すためにすべてをまとめることができなかったので、チームに恩返しができたこと、ポイントを獲得できたことはうれしいです」現地時間16時から行われた予選では、今季4度目となるQ3進出を果たした角田裕毅だが、Q3では最下位となる10番手で終えたことに悔しさをにじませた。「トップ10でレースをスタートでき、スプリントよりも良い順位でスタートできてうれしいです。予選は個人的にはベストではなかったですが、それでもQ3には進出できました。大きなミスはなかったけど、全体的にはもっとうまくやれたはずです」「チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、FP1からクルマに快適さと自信を感じていました。昨日はパフォーマンスを引き出すことができなかったけど、今日はマシンの強いパフォーマンスをもっと引き出せたと思うので満足しています。今日のスプリントと僕たちのレースパフォーマンスを考えると、明日が楽しみです」
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