角田裕毅は、今後はチーム無線でもっと冷静に対応したいとの意向を強調した。2021年にF1デビューして以来、角田裕毅はプレッシャーのかかる場面で無線で暴言を吐くことが指摘されてきた。スクーデリア・アルファタウリでの3年目で好成績を収めてチームがコンストラクターズチャンピオンシップを8位で終えることに貢献した角田裕毅は、2024年シーズンも残留する。
角田裕毅は今シーズン、チーム無線でのフラストレーションが改善されたと感じているが、23歳の彼はさらなる進歩を望んでいる。「無線での振る舞いやそういったものは、ここ数年に比べればずっと良くなったと思っています」と角田裕毅はメディアに語った。「でも、ある意味で我を忘れてしまったレースもあったし、物事をうまくまとめられなかったり、時には無線で大声を出してしまうこともありました。確実に改善していきたいです」メキシコのミスに不満角田裕毅の今季は力強いパフォーマンスが目立ったが、メキシコシティGPではオスカー・ピアストリへのオーバーテイク失敗が批判された。この接触により、角田裕毅はポイント獲得が見えていたレースから脱落。そのようなミスは起こるべきではなかったと主張している。他の改善したい分野について角田裕毅は「メキシコで起こったように、落ち着きと状況をコントロールできればば、簡単に8位でフィニッシュできたと思います」と答えた。「ドライバーとしては、もっと上を目指したかった。ペースは良かったし、スムーズにオーバーテイクできれば5位フィニッシュも可能だったと思います」「あれは僕にとってかなり大きなミスだったし、ある意味で絶対にやってはいけない大きなミスを減らさなければなりません」