角田裕毅は、2023年F1第13戦ベルギーGPの決勝を10位でフィニッシュ。8戦ぶりにポイント獲得を果たした。土曜日のスプリントでは予選16番手、レースでは最下位と低迷していた角田裕毅。しかし、11番グリッドからスタートしたメインレースでは、オープニングラップで8番手まで順位を上げると入賞圏内でバトルを展開。
フェラーリ(サインツ)とマクラーレン(ピアストリ)が1台ずつリタイアする運もあったが、ピットストップのたびにコース上で順位を取り戻し、最後はピエール・ガスリー(アルピーヌ)を寄せ付けず、8戦ぶりに入賞を果たした。「今日はチームが素晴らしい仕事をしてくれました。クルマは飛ぶように速かったし、夏休み前にポイント圏内でフィニッシュできてうれしいです」と角田裕毅は語った。「メカニック、ビスターとファエンツァのスタッフ、そしてトラックサイドのエンジニアのチーム全体に心から感謝しています。ポイントを獲得するのは久しぶりで、ここ数戦は苦戦していたので、今はとても満足うれしいです」「僕たちの前にいた2台がリタイアしたのは少し幸運でしたが、レース中は本当に快適でした。クルマは自然に前に出てくれて、僕はタイヤをマネージングしていただけでした」「一時は雨が降っていましたが、幸いすぐに止んでくれたので、ペースをキープして、コンスタントに走ることができました」「昨日はひどい一日だったので、夏休みにそのフィーリングを持ち越したくなかったし、クルマのパフォーマンスを最大限に引き出すことができて満足しています」「チームにお返しもできたし、謝ることもできたし、休みに入るためのポジティブなエネルギーを少しでも与えることができたと思っています。今はできる限り休んで、シーズン後半戦に備えたいと思います」2023年F1第13戦ベルギーGP 決勝1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)2.セルジオ・ペレス(レッドブル)3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)5.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)6.ジョージ・ラッセル(メルセデス)7.ランド・ノリス(マクラーレン)8.エステバン・オコン(アルピーヌ)9.ランス・ストロール(アストンマーティン)10.角田裕毅(アルファタウリ)11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)12.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)13.周冠宇(アルファロメオ)14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)15.ケビン・マグヌッセン(ハース)16.ダニエル・リカルド(アルファタウリ)17.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)18.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)DNF.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)DNF.カルロス・サインツ(フェラーリ)
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