角田裕毅は、スクーデリア・アルファタウリとレッドブル・レーシングの緊密な技術提携は、3年前に実施されるべきだったと考えている。今週初め、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、アルファタウリが2024年にレギュレーションが許す限りレッドブルのマシンのデザインを踏襲すると発表した。
アルファタウリはここ数年、F1参戦当初に比べれば、より独自色を強めてきたが、現在は、デザインの方向性をレッドブルに依存する方向に後戻りしようとしている。しかし、チーム間で直接データを共有することができないため、この状況を慎重に乗り切らなければならない。アルファタウリはここ数年で順位を落とし続けており、現在2023年のコンストラクターズ選手権で最下位に沈んでいる。レッドブルとアルファタウリの技術提携は、長期的にアルファタウリに利益をもたらすと思うかとの質問に角田裕毅は「間違いない」と答えた。「特にパフォーマンス面では、ここ2年、特に昨年は思うようなところにいなかった」「おそらくヘルムートは、何かを変える必要があると考えたんだと思います。僕たちが望んでいたことなので、もう1年チャンスを与えてくれたと思いますが、あまり改善されませんでした」「たぶん3年前からそうあるべきでした。でも、楽観的な気分です」「レッドブルとのつながりはもっと強くなると思うし、全体的に良くなるはずです」また、ヘルムート・マルコは、2024年にはアルファタウリというチーム名がなくなり、4年ぶり2度目のリブランドが行われることも明らかにした。角田裕毅は、レッドブルとの関係がより緊密になるというニュースは彼にとって目新しい情報ではなかったとしながらも、チームがまた名前を変更すると聞いて驚いたと述べた。「名前に関しては、どんな名前になるかはわかりません。ニュースで見たばかりで、その時初めて名前が変わることを知りました」と角田裕毅はコメント。「でも、いずれにせよ、私にはあまり影響はないと思います。どうなるか見てみましょう」「レッドブルとアルファタウリの結びつきがもっと強ければ、より強力な関係になるだろうということは分かっていました。実際にニュースで発表する前に、大きな変化が起こると思います」